慢性腎不全になって6年目の猫さんへ
今週のお題「春になれば」
というお題。
5月にマジュ姉さんが慢性腎不全を宣告されて6年になります。
その年に生まれた姪っ子が小学1年生です。
悩んだり泣いたり、喜んだり。
体重が0.1キロ増えたと泣いたり、減ったと泣いたり。
それでも、また春を迎えることができました。
ありがとう。
春はたくさんの別れとたくさんの出会いがありますよね。
これは日本人特有の感覚なんでしょうか?
春代表の花といえば桜ですね。
私自身桜はあまり好きではありませんでした。
単純に掃除が大変そうだっていうのもあるのですが、有名な本のフレーズに「桜の木の下には死体がある。」ってありますよね。
梶井基次郎さんの桜の樹の下にはという本を、その字のまま覚えていて、薄ら気持ちいい感じになるのもあるのかもしれません。
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なんだか物悲しくはかない。
近所の公園に桜の木があります
その木は毎年枝をほとんどバッサリ切られてしまうんです。
毎年大丈夫かって思うんですが、たくさんの花を咲かせ、近所に花びらをまき散らします(笑)
生きてるよ
ここにいるよ
って言ってる気がして、薄ら気持ちいいです。
マジュ姉さんの散歩を初めて、近所の花を木を虫を星を見つめるようになりました。
星なんて街頭で見えないやって思っていたんですが、以外に数えられないくらい星があり、雨の日にはヒルが出たり、トカゲが走っていたり。
小さな数メートルの距離にたくさんの動物や植物が生きています。
桜の木の下にだって、その辺のコンクリートの下にだってたくさんの生き物の死体が埋まってます。
それを栄養にしてコンクリートの割れ目から、排水溝の隙間から、たくさんの植物が生きて芽吹く。
今年たくさんの植物を私のミスで枯らしてしまいました。
株分けをしてまた増やしたいな。
ほとんど枯れてしまったように見えても、適切な処置をしてあげるとまた、春の木漏れ日を浴びて、芽吹いてくれる。
ありがたい。
私にとって、植物や動物は心の奥を包むように優しく包んでくれる。
ごめんねを
ありがとうに変えてくれる存在です。
春はたくさんの生き物を生かすチャンスです。
マジュ姉さんの猫草も、勢いよく伸びてくれることでしょう。
写真も覚えだしたことだし、春が楽しみだな。
マジュ姉さん、生まれてくれてありがとう。
春を迎えることができて、幸せだよ。
~猫さん、犬さん、の飼い主の皆さん。~
訪問ありがとうございます!
慢性腎不全は治らない病気です。
ですが、明るい気持ちにさせてくれる、彼女、彼らのために、笑顔で乗り切っていきましょうね。
それを私たちの家族は、望んでくれていると思います!(๑╹ω╹๑ )