猫さんをおいて仕事に行く事
病気になった人を置いて、外出するのは辛い。
そんなお話。
でも、こちらは病気の猫さんと付き合って、思った事を書いていくサイトなので、そちらの視点から、今回書いていきます。
うちは病人ばかりです(笑)
構成は人間二人。
猫さん一匹。
私自身は潰瘍性大腸炎と鳥肌胃炎を持っています。
母は初期のおボケさんを発症してます。
猫さんのマジュ姉さんは慢性腎不全と生まれつき肝臓が小さく、老化現象を発症中。
おボケさんを発症してるのか微妙な所(笑)
それでも6年頑張ってます。
すごいですね。
こうやって書くと、再認識します。私自身、試行錯誤しながら気が付くと6年ですが、その分マジュ姉さんは老化されてます。
老化と病気。
私だってしっかりと年はとっていますが、猫さんのスピードとは比べものになりません。
私にしたら、病気の対策をとっているうちに、マジュ姉さんが老化している感じ。
でもマジュ姉さんにしたらどうなんでしょう?
慢性腎不全は、どういう立ち位置なんでしょうね?
人間にとって最近お肉があんまり食べられなくなった。
関節が痛くなって、歩きたくなくなった。
そういう感じなんでしょうか?
母を見ていて思うんです。
人によっては抗えない事柄ではないのかなぁって。
ですから、私はおボケさんになった母にマジュ姉さんを任せて仕事に行きます。
慢性腎不全の猫さんはお水の管理や、お戻しの管理など、かなり気を配らなくてはなりません。他の病気だって同じですね。
それでも仕事をしなくては病院にだって連れて行ってあげられない。
ジレンマ。
マジュ姉さんの場合、ペースト状のご飯をお湯で溶いてあげないとお水をとってくれません。
それが母には理解できません。
お外へ散歩へ行きたいマジュ姉さん。
でも、お外には危険がいっぱい。
でも母は理解できません。
私が一人ならば、部屋へマジュ姉さんを閉じ込めてしまえばいいのかも知れません。
冷房、暖房などを入れて、お水を用意してあげればいいのかも知れません。
母に任せても、私が一人でマジュ姉さんと暮らしていても、私はマジュ姉さんを守るため、自分が生きるための仕事をしないと行けません。
自宅で仕事をしない限り、マジュ姉さんと24時間いっしょにいることはできません。
24時間いっしょに居たって、夜中の寝ている最中にマジュ姉さんが静かに痙攣を起こしていたって私は何もしてあげれない。
すぐに収まる痙攣ならばまだいいですが、もしそのまま…
そんな事をもう6年考えております。
答えは出ません。
答えはありますか?
答えはないと思うんです。
何が正しい。何が間違いというのは無いって思うんです。
正しいも無い。
間違いもない。
ただ出来るのは後悔しない様に、常に考えてあげること。
言葉を発する事の出来ない家族と、
言葉を発する事が出来なくなる家族。
言葉を交わしていても、相手を見ていなければ何にもなりませんよね。
考えること。
想いを巡らせること。
結局そのくらいしか出来ないんです。
逆らえない事は必ずあります。
病気や老化。
後悔しようと思えば際限がありません。
このちっぽけなブログをあなたは見つけてくれて、ここまで私の拙い文章を読んでくれた。それはあなたにとって、隣に座る猫さん、犬さんが大切だということです。
最善の方法は何かと考えていると言う事。
病気の家族を置いていくのは辛い。
でも後悔しない様にあなたが考えた最善の方法ならば誰も責めたりしません。
責めるのは後悔しているあなた自身です。
私はあなたは凄いと思います。
私も見習いたい。
いっしょに後悔しない様に、頑張って行きましょうね。
~猫さん、犬さん、の飼い主の皆さん。~
訪問ありがとうございます!
慢性腎不全は治らない病気です。
ですが、明るい気持ちにさせてくれる、彼女、彼らのために、笑顔で乗り切っていきましょうね。
それを私たちの家族は、望んでくれていると思います!(๑╹ω╹๑ )